大会情報

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 第9回日本脳脊髄術中モニタリング研究会のご案内
 ご挨拶
 本会は術中モニタリングを行う方々の資質の向上を目指して始まりました。ほぼ10年経過しその期間中には、「術中脳脊髄モニタリングの指針2022」の出版、認定医、認定技師制度の発足等、ゆっくりではありますが着実に術中モニタリングは一般化、標準化されてきています。測定方法についてはおおまかですが基準ができあがりました。一方いまなお、波形の変化への対応については判断、解釈にばらつきが存在し、現場で問題となっていると認識しています。主題とした「合併症に学ぶ」には、皆さんが悩んでも解答が出ない問題を議論したいと思いつけさせていただきました。もちろん議論しても答えは出ないのでしょうが、すこしでも新しい考えにつながっていければよいと思うのです。皆様のたくさんのご参加をよろしくお願い申し上げます。
 当番世話人:諏訪赤十字病院 脳神経外科 後藤哲哉


1.テーマ 『合併症から学ぶ』
   
   モニタリングでワーニングを出し術式に介入したが、術後は症状が出なかった。モニタリングは大丈夫と判断したが、術後に症状が出た。などモニタリングが問題となった症例を提示していただきます。発表後それぞれに検討を加えたいと思います。
   
2.会 期  2024年9月8日(日) 11:00~15:30(予定)
   
3.担当世話人  諏訪赤十字病院 脳神経外科 後藤 哲哉
   
4.会 場
 シェーンバッハ・サボー(砂防会館) 2階 穂高(予定)

〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-4 砂防会館別館
TEL 03-3261-8386(代表) FAX03-3261-5449
URL www.sabo.or.jp/

   
 

<最寄駅>
 有楽町線・半蔵門線「永田町駅」出口4より徒歩1分
 楽町線・半蔵門線「永田町駅」出口9bより徒歩 4 分
 南北線「永田町駅」出口9aより徒歩 4 分
 有楽町線「麹町駅」出口1より徒歩 9 分
 半蔵門線「半蔵門駅」出口1より徒歩 9分
 丸ノ内線・銀座線「赤坂見附駅」出口7より徒歩 6分
   
5.ご案内

I. 参加者の皆様へ

1)  当日会場受付にて参加費(5,000 円)の納入をお願い致します。

2)  質疑応答は活発にそして簡潔にお願い致します。

3)  クロークはございません。

4)  お食事:ランチョンセミナーでお弁当を配布します。数量に限りがありますので予めご了承ください。

5)  モニタリング認定医、認定技術師の先生方:「脳脊髄術中モニタリング研究会」の認定単位(10点)が認められております。研究会参加の際の参加証が参加証明となりますので、ご留意ください。

  II. 演者の皆様へ

1)  発表時間

セッション

発表(講演)

質疑応答

シンポジウム

7

8分

 

2)  発表はすべてご自身のノートパソコンによる発表のみで一面映写です。 ご自身のノートパソコンを必ずご持参ください。発表は、ご自身のノートパソコンをご登壇の際にご自身で接続していただき発表時のPC操作もご自身で行っていただく形となります。また、現地での試写はできませんのでご注意ください。

      会場のプロジェクターへは、一般的な外部出力端子(D-sub 15pin)あるいはHDMI端子での接続となります。一部のノートパソコンでは本体付属のコネクタが必要になる場合がありますので、必ず持参してください。

      音声の利用はできません。

      スクリーンセーバーや省電力設定など、発表の妨げとなるツールは予め解除してください。Macintoshをお持込みいただく場合はホットコーナー設定もあらかじめ解除してください。

      ACアダプター、電源ケーブルは必ずご持参ください。

      会場にて用意したプロジェクターと接続ができない場合に備え、バックアップ用のデータをご持参されることをお勧めいたします。


   III. 座長の先生方へ

活発な討議になりますよう、また先生の座長時間以内に終わりますよう、お願いいたします。

   
   
6.プログラム

10:30-              受付開始    

11:00-11:05     開会の挨拶   

担当世話人 後藤 哲哉(諏訪赤十字病院 脳神経外科)

 

11:05-11:45    特別講演      

座長:後藤 哲哉(諏訪赤十字病院 脳神経外科)  

 

「日本臨床神経生理学会「認定医認定技師試験について」

1. 東京医科歯科大学大学院先端技術医療応用学講座 川端 茂徳

2. Brain function 丸田 雄一                                         

             

11:55-12:55     ランチョンセミナー

座⻑:谷口愼一郎(関西医科大学附属病院 整形外科)

 

「世界の術中モニタリングの現状」

飯山赤十字病院 脳神経外科 兒玉 邦彦

 

13:05-15:25     【シンポジウム】 合併症に学ぶ                       

座長:後藤 哲哉(諏訪赤十字病院 脳神経外科)

[指定コメンテーター]

福多 真史(国立病院機構西新潟中央病院)、谷口愼一郎(関西医科大学整形外科)、田中 聡(信州大学医学部麻酔科)、高谷 恒範(奈良県立医科大学麻酔科学教室中央手術部)           

   1.   髄内脊髄腫瘍手術における運動誘発電位モニタリングの問題点

○黒川龍(獨協医科大学脳神経外科)

     
  2.   脳脊髄モニタリング中の波形変化とその影響についての検討

○井原 帆乃香(聖マリアンナ医科大学病院 臨床工学技術部)、他

     
  3.  Supine-lateral positionで難聴を来した片側顔面痙攣 ABRのピットフォール

○藤井雄(信州大学医学部脳神経外科)、他

     
  4.  微小血管減圧術中に聴性脳幹反応波形が消失したが、術後難聴にならなかった2症例

○鈴木真紀子(聖隷三方原病院 臨床工学室)、他

     
  5.  Facial MEP波形変化の解釈に苦慮した聴神経鞘腫の2

○板倉 毅(関西医科大学整形外科)、他

     
  6.  大脳鎌髄膜腫の術後に片麻痺が出現した1

○奥山 里沙(あづま脳神経外科病院 臨床検査科)、他

     
  7.  MEPモニタリング偽陽性の原因としての Anesthetic fade の原因と回避

○田中 聡(大久保病院 脳神経外科)、他

     
  8.  多発性脳梗塞発症後の胸腹部人工血管置換術においてTc-MEPが偽陽性となった症例

〇横塚 恵理子(聖マリアンナ医科大学病院 臨床工学技術部)、他

     
  9.  「合併症に学ぶ」

○吉谷健司(国立循環器病研究センター 輸血管理部 麻酔科)

     

15:25-15:30          閉会の挨拶    

担当世話人 後藤 哲哉 (諏訪赤十字病院 脳神経外科)

   
 【第9回研究会に関する問い合わせ先】
   当番世話人 後藤哲哉
   諏訪赤十字病院 脳神経外科
   〒392-8510 長野県諏訪市湖岸通り5-11-50
    TEL: 072-804-0101
    FAX: 072-804-2064
 【代表世話人および研究会事務局】
   代表世話人 齋藤 貴徳(関西医科大学附属病院 整形外科)
   日本脳脊髄術中モニタリング研究会事務局
    E-mail: tegotou@shinshu-u.ac.jp
    TEL: 0266-52-6111(代)
   



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